最大ドローダウンとは?トレードでリスクを評価する見方を解説
最大ドローダウンとは
最大ドローダウン(Maximum Drawdown)は、資産曲線があるピークを付けたあと、次の回復前にどれだけ大きく下落したかを表すリスク指標です。
最終的に利益が出ている戦略でも、途中で大きな下落が発生していれば、実際の運用では耐えにくい可能性があります。
ピークからボトムまでを見る
基本的には、過去の資産曲線の高値からその後の安値までの下落幅を計算し、その中で最も大きいものを最大ドローダウンとします。
金額で表す場合とパーセントで表す場合があります。また、プラットフォームによって確定損益ベースか含み損益を含むかなど、定義が異なることがあるため、比較時は計算方法を確認する必要があります。
利益だけでは戦略を評価できない
同じ最終利益を出した二つの戦略でも、一方が小さな下落で安定して増え、もう一方が途中で大きく減少しているならリスク特性は異なります。
そのため純利益やPFだけでなく、最大ドローダウンを見ることで、利益を得るためにどれだけの下落を経験したかを確認できます。
ドローダウンはポジションサイズにも関係する
同じエントリー戦略でも、1回あたりのリスクを大きくすれば金額ベースのドローダウンも大きくなります。
バックテストでは戦略そのものの優位性とポジションサイズによるリスクを分けて考えると、実運用に適したサイズを検討しやすくなります。
期待値・PFとセットで確認する
プラスの期待値や高いPFが確認できても、最大ドローダウンが大きすぎれば継続運用が難しい場合があります。
期待値、PF、勝率、平均R、最大ドローダウン、サンプル数を合わせて見ることで、リターンだけでなくリスクも含めて戦略を評価できます。
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