Initial Balance Extensionとは?IB High・Lowを抜けた後の動きをどう見るか
更新日:3 日前
Initial Balance Extensionとは
Initial Balance Extensionは、Initial Balance形成後に価格がIB HighまたはIB Lowの外側へ拡大することを指します。Initial Balanceは一般にRTH開始後の最初の1時間で形成されるレンジとして使われ、その後の市場がこの範囲を維持するのか、外側へPrice Discoveryを進めるのかを見る基準になります。
IB Highを上回れば上方向のIB Extension、IB Lowを下回れば下方向のIB Extensionとして整理できます。
IBを抜けること自体が重要なのではない
価格がIB HighやIB Lowを数ティック超えただけで、必ず新しい方向へ動くわけではありません。重要なのは、IB外で市場が取引を続けられるかどうかです。
外側へ出たあとすぐIB内へ戻ればFailed AuctionやRejectionとして考えられる一方、IB外で時間・出来高が蓄積すればAcceptanceが進んでいる可能性があります。
IB ExtensionとPrice Discovery
Initial Balanceは、セッション序盤に形成された初期レンジです。その外側へ価格が進むことは、初期レンジの外側で、新しい取引価格を探索している状態と捉えられます。
その後に新しいValueが形成されればPrice Discoveryが継続したと考えやすくなり、IB内へ戻れば初期レンジが再び市場の中心になる可能性があります。
IB Extensionをブレイクアウト手法にしない
IB High・Lowの突破そのものをエントリーシグナルとして扱う必要はありません。AMTでは、外側へ出たあとにAcceptanceが起きるのか、Rejectionされるのかを見る方が重要です。
Initial Balance、Value Area、VWAP、Volume Profile、Order Flowなどと合わせることで、単なるレンジブレイクではなく、その日のオークションがどの状態にあるかを整理できます。
テーマ全体を整理する → Auction Market Theory(AMT)入門ガイド
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