Sierra ChartのTime and Salesとは?Tapeの見方と基本設定を解説
Time and Salesとは
Sierra ChartのTime and Sales Windowは、データフィードから受信した取引や気配情報を時系列で確認するためのウィンドウです。一般にTapeと呼ばれる約定履歴を見るために使われます。
実際に成立した取引について、時刻、価格、数量などを追うことで、チャートの1本のバーだけでは見えにくい約定の流れを観察できます。
TradesとQuotesを分けて考える
Time and Salesでは実際に成立したTradesが中心ですが、設定によってBid・AskのQuote Recordsも表示できます。
約定した取引と、現在提示されている気配情報は意味が異なるため、Order Flowでは両者を区別して見ることが重要です。
数量フィルタを使う理由
すべての約定を表示すると情報量が多くなるため、一定数量以上の取引だけを観察したい場合があります。Sierra ChartにはTime and Sales関連でフィルタや表示方法を調整する機能があります。
ただし、大口とみなす数量に普遍的な基準はありません。NQとESのように流動性が異なる市場では、同じ閾値でも意味が変わります。
Tapeで見るのは流れと反応
Tapeでは単発の大きな約定だけでなく、約定がどの程度連続しているか、速度が変わったか、そのEffortに対して価格がどれだけ動いたかを見ることができます。
大きな買い約定が出たから買うという使い方ではなく、重要なLocationで約定の流れと価格反応を確認する観測手段として使う方が実践的です。
FootprintやDOMとの役割の違い
Footprintは一定のバー内で起きた約定を価格ごとに整理し、DOMは現在板に待機している注文を観察します。Time and Salesは個々の取引を時間順に追うことに向いています。
同じ市場データを異なる形で可視化しているため、すべてを同時に見る必要はありません。自分が確認したい情報に合わせて使い分けることが重要です。
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