Absorptionとは?Order Flowで「吸収」をどう見るか
更新日:9月18日
Absorptionとは
Absorptionは、積極的な成行注文が一方向に出ているにもかかわらず、反対側の指値注文によって受け止められ、価格が思ったほど進まない状態を指します。
たとえば強い成行買いが続いているのに高値を更新できない場合、上側で売り指値が買いを吸収している可能性があります。反対に成行売りが多いのに安値を更新できない場合は、買い指値による吸収を考えます。
Absorptionで重要なのはEffortとResult
見るべきなのは注文量そのものだけではありません。大きな買い・売りというEffortに対して、価格がどの程度動いたかというResultを合わせて確認します。
大きな成行注文が出ても価格が進まない場合、その注文を反対側の流動性が受け止めている可能性があります。逆に注文量に応じて価格も素直に進んでいるなら、吸収より継続の状態として考えやすくなります。
Footprint・DOM・Tapeでどう見えるか
Footprintでは一方向の大きなBid / Ask VolumeやDeltaが出ているのに価格が進まない状態として観察できます。DOMでは同じ価格に流動性が補充され続けるRefresh、Tapeでは大きな約定が連続しているのに価格が動かない状態が手掛かりになります。
ただし、単一の表示だけでAbsorptionを確定する必要はありません。複数の観測が同じ現象を示しているかを見る方が実践的です。
Absorptionは反転シグナルではない
吸収が見えたから即座に反転するとは限りません。吸収している側の指値注文が最終的に消化されれば、そのまま価格が抜けることもあります。
重要なのはLocationです。VAH・VAL、VWAP、IB High・Low、過去の高値・安値など意味のある場所でAbsorptionが起き、その後に反対方向へControlが移るかを確認します。
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