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TPOとは?Market Profileで時間と価格の分布をどう見るか

トレード考察室
9月4日
読了時間: 2分

更新日:9月26日

TPOとは


TPOはTime Price Opportunityの略で、Market Profileで「どの価格帯に、どの時間帯で市場が滞在したか」を表現するための基本単位です。一般的なMarket Profileでは、一定時間ごとにA、B、Cなどの文字やブロックを割り当て、その時間帯に取引された価格へ記録していきます。


重要なのは、TPOが出来高そのものではないことです。TPOは価格と時間の分布を見る考え方で、Volume Profileが価格ごとの出来高分布を見るのとは観測対象が異なります。


TPOから何が分かるのか


同じ価格帯に多くのTPOが重なっていれば、その価格付近で市場が長く時間を使ったことを意味します。反対にTPOが少ない価格帯は、市場がその価格に長く留まらず通過した場所として見ることができます。


この分布を使うことで、Balanceの中心、分布の端、Price Discovery(価格探索)が進んだ場所などを視覚的に把握できます。


TPOとVolume Profileの違い


TPO Profileは時間、Volume Profileは出来高を軸に価格分布を作ります。同じ場所に山や谷ができることもありますが、必ず一致するわけではありません。短時間に大量の出来高が発生した価格はVolume Profileでは強く見えても、TPOでは時間滞在が短いため目立たないことがあります。


どちらが正しいという話ではなく、測っているものが違います。Market Profileでは時間による受容、Volume Profileでは実際に取引された量による受容を見ていると考えると、違いが分かりやすくなります。


TPOは売買シグナルではない


TPOが多い場所だから買う、少ない場所だから売るという使い方ではありません。TPOは市場がどこで時間を使い、どこを速く通過したのかを把握するための観測手段です。


Value Area、POC、Initial Balance、Single Printsなどと組み合わせると、Market Profile全体の構造を理解しやすくなります。まずは「時間による価格分布」という意味を押さえることが出発点です。


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