top of page
検索

Settlement Price(清算値)とは?終値・Last Priceとの違いを先物で整理

トレード考察室
9月5日
読了時間: 2分

更新日:9月18日

先物のデータを見ると、CloseやLastとは別にSettlement Price(清算値、Settle)が表示されることがあります。株式チャートの感覚で「その日の最後の価格」と考えると混乱しやすい部分です。先物ではSettlement Priceに独自の役割があります。


Settlement Priceとは


Settlement Priceは、取引所が定めた手続きに基づいて算出・決定する、その取引日の公式な清算価格です。先物では日々のポジションを値洗いするための基準として使われ、日次の損益や証拠金管理に重要な役割を持ちます。


Last Priceとは違う


Last Priceは、単純に直近で実際に成立した約定価格です。一方Settlement Priceは、商品ごとに定められたSettlement期間の取引、出来高、Bid/Ask、スプレッドなどを使って算出される場合があります。そのため、その日の最後の一件の約定価格と一致するとは限りません。


チャートのCloseとも必ず同じではない


チャートのCloseが何を表すかは、データサービスやバーのセッション設定によって変わります。RTHの最後のバーの終値、電子取引セッションの区切りの終値、Settlementを日足のCloseとして表示するケースなどがあります。したがって「昨日の終値」という言葉だけでは、参照している価格が同じとは限りません。


なぜ先物ではSettlementが重要なのか


先物は日々Mark-to-Market(値洗い)が行われます。取引所が定めた日次Settlementを基準に、前日からの損益が計算されます。これは単なるチャート上の参考価格ではなく、先物市場の清算とリスク管理に組み込まれた公式な基準です。


Daily SettlementとFinal Settlement


日々の取引日に使われるDaily Settlementと、契約満期時のFinal Settlementは区別して考える必要があります。Daily Settlementは日次の値洗いに使われ、Final Settlementは契約が満期を迎えたときの最終決済に関係します。


分析で混同しやすい場面


Previous Close、Previous Settlement、RTH Closeを同じものとして扱うと、チャートやプラットフォーム間で数値がずれることがあります。特に前日基準を使う分析では、そのラインが「最後の約定」「RTHの終値」「公式Settlement」のどれなのかを確認しておくと混乱が減ります。


まとめ


Settlement Priceは、先物の公式な日次清算基準であり、単純なLast Priceとは別物です。先物チャートで前日終値やChangeを比較するときは、どの価格定義を使っているかを確認することが重要です。小さな違いに見えても、基準価格を使った分析では意味が変わることがあります。


関連記事



無料Discord「トレード考察室」


市場の見方やOrder Flow・AMTの学習を、無料Discordで一緒に整理しています。



テーマ全体を整理する → 米国先物・Sierra Chart入門ガイド

 
 
 

最新記事

すべて表示

コメント


bottom of page