HVNとは?Volume Profileで出来高が集中した価格帯をどう見るか
更新日:9月26日
HVNはHigh Volume Nodeの略で、Volume Profile上で出来高が相対的に多く積み上がった価格帯を指します。Profileを見ると横方向に大きく膨らんだ場所がありますが、その代表的な部分がHVNです。
HVNが示しているのは多くの取引が成立した場所
HVNは、一定期間の中で市場参加者がその価格帯で繰り返し取引した結果として形成されます。価格が一瞬通過した場所ではなく、売り手と買い手の双方が取引を成立させ続けた痕跡と考えると分かりやすくなります。
HVNとBalanceの関係
市場が一定の範囲で往復しながら取引していると、その中心付近には出来高が蓄積しやすくなります。そのためHVNは、過去にBalanceが形成された場所やValueの中心を考える手掛かりになります。
ただし、HVNそのものが常に現在のBalance中心になるわけではありません。市場の取引中心が別の価格帯へ移れば、過去のHVNと現在のValueは分かれていきます。
LVNとの違い
LVNが出来高の薄い価格帯であるのに対し、HVNは出来高の厚い価格帯です。大まかには、HVNは取引が集中した場所、LVNは比較的速く通過した場所として見ることができます。
Volume Profile全体を、HVNからLVNを通って次のHVNへ移る市場の痕跡として見ると、単に山と谷を探すよりも構造を理解しやすくなります。
HVNで価格が止まりやすいとは限らない
HVNは過去に多く取引された場所ですが、将来必ず支持や抵抗になるわけではありません。重要なのは、現在の市場がその価格帯を再び受け入れて取引を続けるのか、それとも短時間で通過するのかです。
HVNを見るときのポイント
単独のHVNだけを見るのではなく、Value Area、POC、VWAP、LVN、現在価格との位置関係を合わせて確認すると、市場がどこを中心に取引しているのかが見えやすくなります。
HVNでは現在のValueと一致しているかを見る
過去のHVNが現在も重要かどうかは、今の取引中心と重なっているかで意味が変わります。市場がその周辺で往復を続けるならBalanceとして機能している可能性がありますが、Valueが移動しているなら過去のHVNだけを固定的な支持抵抗として扱わない方が自然です。
まとめ
HVNは、Volume Profileで出来高が相対的に集中した価格帯です。『反発するライン』として暗記するより、過去に市場が多くの取引を受け入れた領域として理解する方が応用できます。HVNとLVNをセットで見ることで、BalanceとImbalanceの移動も捉えやすくなります。
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