POCとは?Volume ProfileのPoint of Controlを初心者向けに解説
- トレード考察室
- 3 日前
- 読了時間: 2分
POCはPoint of Controlの略で、Volume Profileでは一定期間の中で最も多くの出来高が取引された価格を指します。Profileの中で最も厚い価格、つまり出来高のピークを一つの基準として示したものです。
POCは『最も多く取引された価格』
Volume Profileは価格帯ごとの出来高分布を表示します。その中で出来高が最大になった価格がVolume POCです。市場がその期間にどの価格で最も多く取引したのかを、一点で確認できます。
POCとValue Areaの関係
Value Areaは一定割合の出来高が含まれる価格帯で、その内部にPOCが位置するのが基本的な構造です。POCは一点、Value Areaは範囲という違いがあります。
そのためPOCだけを見るより、VAH、VAL、Profile全体の形と合わせて見る方が、取引の中心を理解しやすくなります。
Volume POCとTPO POCは同じとは限らない
Market ProfileやTPO Profileでは、POCを『最も多くの時間が記録された価格』として計算する場合があります。一方、Volume ProfileのPOCは出来高を基準にします。時間と出来高は同じものではないため、TPO POCとVolume POCが異なる価格になることがあります。
POCが動くということ
セッション中に新しい出来高が積み上がれば、POCは移動することがあります。POCの移動は、その時点で最も取引された価格が変化したことを意味します。これは市場の取引中心がどの方向へ変化しているかを見る材料の一つになります。
POCを支持抵抗として固定しない
POCは重要な参照価格になり得ますが、価格がPOCへ来れば必ず反発するわけではありません。POC周辺で取引が継続するなら、むしろ市場がその価格を受け入れている可能性もあります。
POCは売買シグナルではなく、どこに取引が集中していたかを整理するための基準として使う方が自然です。
まとめ
Volume ProfileのPOCは、一定期間で最も出来高が多かった価格です。Value AreaやProfile全体の形、現在価格との位置関係を見ることで、市場の取引中心を整理できます。またVolume POCとTPO POCは計算基準が異なるため、同じものとして扱わないことも重要です。
コメント