VWAPの計算方法とは?出来高加重平均価格の仕組みを解説
更新日:9月26日
VWAPはどう計算するのか
VWAPはVolume Weighted Average Priceの略で、日本語では出来高加重平均価格と呼ばれます。基本的には、各時点の価格にその時点の出来高を掛け、その累積値を累積出来高で割って計算します。
つまり、出来高の多い価格ほどVWAPへの影響が大きくなり、出来高の少ない価格ほど影響は小さくなります。
どの価格を使うか
VWAPの実装では、取引価格そのものやHigh・Low・Closeから計算した代表価格などが使われることがあります。チャートプラットフォームによって計算設定が異なる場合があります。
そのため、同じVWAPという名称でもセッション設定や価格入力が異なれば、表示される値が完全には一致しないことがあります。
移動平均との違い
単純移動平均は各期間の価格を基本的に同じ重みで平均します。一方、VWAPは、出来高の多い取引をより重く評価します。
この違いにより、VWAPは「その期間に実際に多く取引された価格を反映した平均」という性質を持ちます。Volume Profileが分布を見るのに対し、VWAPはその分布を一つの平均値として要約するイメージです。
セッション設定が重要
Session VWAPは、どこから計算を開始するかで値が変わります。RTHだけを対象にするのか、ETHを含めるのかによって累積される価格と出来高が異なります。
分析ではVWAPのラインそのものだけでなく、どのセッションを基準に計算しているのかを揃えることが重要です。任意のイベントやSwingを起点に計算する場合は、Anchored VWAPとして起点を明示して考えると整理しやすくなります。
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